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朝起きたらまず何する?細菌から身体を守る◯◯◯のススメ!

本格的な冬の訪れを感じる今日この頃、みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
寒さが日に日に深まり、なかなか朝起きづらい季節になってきましたね。

突然ですが、みなさんは起きたらまず最初に何をしますか?

歯科医院としては、「歯磨き」もしくは「うがい」をおすすめします。

なぜなら、朝起きたときお口の中は寝ている間に増えた細菌でいっぱいだからです。
あるデータによると、就寝中、むし歯の原因菌はなんと30倍まで増加するそうです。
そのため、歯を磨かずにお水を飲んだりご飯を食べたりすると、
その増えに増えた細菌を、そのまま体内に流し込むことになってしまいます!

ではなぜ、細菌数が増えてしまうのでしょうか?


それは、就寝中は唾液の分泌が減り、さらに口呼吸などで口の中が乾きやすくなるからです。
唾液は、細菌などを洗い流す自浄作用を持っています。
就寝中に唾液の分泌が減って、自浄作用が弱まることにより菌が繁殖しやすくなるのです。

一番理想的な対策は、朝起きて歯を磨くことですが、
時間がない時はしっかりとブクブクうがいだけでも大丈夫です。

「うがい」と「歯磨き」がもたらす効果を見ていきましょう!

うがいをする!
「うがい」をすることで、口の中の細菌をある程度洗い流すことができます。
特に、抗菌作用のあるうがい薬を使うとより効果的です。
うがい薬には、細菌の繁殖を抑える成分が含まれており、口内環境を清潔に保つ効果があります。
そして、うがいをする時間も重要です。少なくとも30秒以上はしっかりと行うようにしましょう。

さらに、うがいをすることで、口の中の乾燥を防ぐ効果もあります。
冬の朝に喉がカラカラになっていること、ありますよね?暖房が効いている冬の室内では
口の中が乾燥しやすくなりますが、うがいをすることで適度な湿度を保つことができます。

歯磨きが一番理想的!!
「歯磨き」の方が、歯の表面や歯と歯の間に付着した細菌や汚れを直接取り除くことができるため、
「うがい」よりも更に効果があります。

朝の「歯磨き」には、細菌を除去できるだけでなく、口臭を防ぐ効果があります。
朝起きたときに口臭が気になることがありませんか?
それは寝ている間に口の中で増えた細菌が原因のひとつです。
歯磨きをすることで、汚れ・細菌を取り除き、口臭を防ぐことができます。

朝にうがいや歯磨きを行うことの最大のメリットは、
夜間に増えた細菌を一掃し、健康な口内環境を保つことです。
これにより、むし歯や歯周病のリスクを減少させるだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。
口内の細菌が体内に入ることで、心臓病や糖尿病などの全身疾患のリスクが高まることが知られています。
朝にうがいや歯磨きを行うことで、これらのリスクを低減することができます。

朝、歯磨き前に水を飲み込むべからず!!!
朝起きてすぐの「うがい」「歯磨き」をぜひ実践してみてください。

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