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それぞれの歯の役割と噛むこと

みなさん、こんにちは。

環状通東ターミナル歯科です。

 

本州では桜が開花しましたね。

最近見たニュースでは、北海道は4月29日だそうです。

楽しみですね!!

春の訪れとともに、コロナは遠くに行って、みんなでお花見を楽しみたいものです。

 

さて、今回は『歯の役割と噛むこと』についてのお話いたします。

永久歯は前歯8本、犬歯4本、臼歯16本(親知らずを含めると32本)あります。

それぞれの歯には役割があるのをご存じですか?

 

前歯 ⇒ 野菜などを細かく切る役割

犬歯 ⇒ 肉などを噛み切る役割

臼歯(奥歯) ⇒ 穀物などをすり潰す役割

 

それぞれの歯の役割を意識しながら食べることで、よく噛むことにもつながります。

また噛むことにはたくさんのメリットがあります。

 

・噛む力を維持できる

・十分に唾液が出る

・歯が汚れにくくなる

・虫歯や歯周病になりづらくなる

・歯を維持できる

・脳を刺激し、集中力が高まる

・食欲を抑制し、ダイエット効果が得られる

 

特に唾液がしっかりと出ることで、お口の中の細菌の増殖を防ぎ

全身の健康にも繋がります。

「いつもより10回多く噛む」ことでたくさんの効果が得られますので、

ぜひ次のお食事から噛むことを意識してくださいね。

 

『子供の頃から良く噛んで食べなさい』と両親から言われたことありますが、

理解をして伝えてくれていたのか少し?なところがありますよね。

 

私は正直子供のころによく言われていましたが、

あまり良く理解出来ていませんでした。。。。。。

 

<回数>

◯一般的にひと口当たり30回噛む

 

<効用>

◯肥満予防、脳の満腹中枢に働いて食べすぎを抑える

◯ことばの発音がはっきり、口の周りの筋肉を使い、表情も豊かに

◯歯の病気予防、唾液が多く分泌され、むし歯や歯周病を予防

◯胃腸の働きを促進、消化酵素がたくさん出て消化を助ける

(参考:日本経済新聞)

 

歯の組織が未成熟な子どものうちから、良く噛む習慣を身につけることによって、

高齢になった時に残る歯の数や糖尿病などにかかるリスクに差をもたらすとされているため、

『良く噛んで食べる』ことはとっても大事だと言われています。

高齢になってから自分の歯がなく、食事がとりにくくなることで、

栄養面だけではなく、精神面でもマイナスとなると考えられるので、

将来自分の歯をたくさん残し、

食を通して人とコミニュケーションをとることもとっても大事です。

 

若いから大丈夫と思っている方、子供のうちは大丈夫と思っているお父さん・お母さん、

日々の積み重ねだと思いますので、今の内から気をつけていくのがとっても大切だと思います。

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