スタッフブログ

スタッフブログ一覧へ

入れ歯の作製について

みなさんこんにちは。

いのうえです。

今回から環状通東ターミナル歯科のブログを時々担当することになりました。よろしくお願いします。

私は以前『歯科技工士』というお仕事で入れ歯を作っていたこともありますので、

今回は入れ歯についてお話をしてみたいと思います。

2-1-01

歯医者さんで歯の被せ物や詰め物、入れ歯などを作ってもらうときによく『型取り』をされることがありますよね。

詰め物や被せ物、ブリッジなどは1回の型取りで次の受診の時にはセットされる歯が完成してくることがおおいですよね。

しかし入れ歯については1回の型取りで新しい入れ歯が完成するというわけにはいきません。

残っている歯や顎の形はもちろん、噛み合わせなども精密に再現する必要があります。

そのためいくつかの工程を経て完成することになります。

ざっくりと書くと・・・

①:おおまかな型取り

②:精密な型取り

③:噛み合わせの確認と記録

④:試し合わせ

⑤:完成した入れ歯のセット

のようになります。これで5回の受診が必要ということになりますよね。

もちろん患者さんのお口の中は人それぞれですので、お口の中の状態や入れ歯の形などによっては・・・、

・②から始められる場合

・②の時に③も一緒にできる場合

・③から一気に⑤に進む場合

・③を数回かけて行う場合

・④まで行って③の行程を再度行う場合

・・・・など、かかる回数はケースによって様々です。

入れ歯を作る前に残っている歯や歯の根の治療が必要な場合もあるでしょう。

以上のように入れ歯の作製には最低でも1ヶ月半から2ヶ月以上かかることが多いかと思います。

ですのでご自身の歯やご使用中の入れ歯に違和感を感じている方は早めに歯医者さんに相談し受診しましょうね。

それでは。。

このページの上部へ