スタッフブログ

スタッフブログ一覧へ

大人むし歯になりやすい方の特徴

みなさん、こんにちは。

環状通東ターミナル歯科です。

 

今回は【大人むし歯】についてお話します。

むし歯とは、お口の中にいる細菌が、食べたり飲んだりする糖分を餌にして作りだした酸によって、

歯が溶けだした状態のことをいいます。

むし歯が進行すると、歯に穴が開いた状態になったり、ある日突然激痛に襲われたりします。

むし歯の痛みはつらいものが多いので、できるだけ避けたいですよね。

 

 

では、大人むし歯になりやすい人方の特徴はどのようなものでしょうか。

 

■治療済みの歯が多い

治療して詰め物が入っているところが古くなると、接着剤が劣化したり詰め物自体が壊れてきて、

歯と詰め物の境目からまたむし歯ができます。

特に銀歯はむし歯菌を集めやすく、治療後にむし歯になるリスクが高いです。

また神経を取った歯は、痛みを感じることなくむし歯が進行するので、

気付いたときは新たなむし歯が進行していることが多いです。

 

■歯ぐきが下がっている

加齢によるものや歯周病が原因で歯肉が下がってくると、歯の根っこの部分が見えてきます。

そこは硬いエナメル質が存在しない場所なので、むし歯になりやすいです。

 

■口の中がネバつく、乾燥している

唾液には雑菌を洗い流す作用があります。

唾液分泌は生活習慣やストレスなどに左右されやすく、

また薬の副作用や糖尿病などが原因で分泌量が減少することもあります。

唾液量が減ることにより、むし歯のリスクも高まります。

 

■間食や糖分の摂取が多い

食事回数が多くなると、むし歯のリスクは高くなります。

口寂しさにアメをよく食べる、砂糖やミルク入りの紅茶やコーヒーをよく飲むなどの習慣がある場合は注意が必要です。

 

■よく噛まずに食べる

よく噛まないと唾液が十分に出てきません。

あまり噛まずに食べられるやわらかいものは歯に残りやすく、むし歯のリスクを高めます。

 

■夜歯みがきせずに眠る

就寝中は唾液の分泌もほとんどなくなります。

お酒を飲んでそのまま寝てしまう場合なども、アルコールには利尿作用があり

口の中が乾きやすい状態になるので要注意です。

 

■中途半端に埋もれた親知らずがある

まっすぐ生えず埋もれた状態で少し顔を出している状態の親知らずは、

その周囲に雑菌が繁殖しやすく、隣の歯にむし歯ができる原因になります。

 

 

大人むし歯は「痛みがなく進行」します。

ご自身の歯を守るためには、初期段階で発見することが重要です。

歯科医院を定期的に受診し、お口のトラブルを早めに解決しましょう。

このページの上部へ